古典部シリーズ、逆読み第2弾「クドリャフカの順番」です。
いやー、やはり面白いですねぇ。
逆から読んでるんでアレですが、「愚者のエンドロール」の後、カンヤ祭が舞台。
微妙に「愚者のエンドロール」が絡んでたり(入須だけだけど)、シリーズを読んでる人はニヤリ。
カンヤ祭で文集「氷菓」を出すことになった古典部一同。
しかし、そこには思いもしない大事件が待ち受けていた!!って感じかな?
今回は伊原絡みで同人誌やらコスプレやらが出てきて、そういう方面を知ってる人は楽しめます。
漫研での派閥闘争とか、すげーありがち(笑)
面白いのは「わらしべプロトコル」。
うまい具合に本編に絡んでいく様は読んでて楽しかった。
あとは・・・いつもはホータローの一人称が基本だけど、今作は4人の主観が書かれてるのがいい。
里志、複雑だなぁ・・・わかるぞ、凡人の気持ち(笑)
と、いうことで次は「愚者のエンドロール」を再読予定。
あれは薄いからすぐに読み終わりそう・・・。
米澤 穂信
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パズルミステリー

四人それぞれの“期待”がテーマ

古典部の活躍

わらしべ

4人それぞれの意識が印象的